2011年4月15日金曜日
究極の思考術―あなたの論理思考力がアップする「二項対立」の視点15
この書籍はコンサル・大学教授ではなく、弁護士の方が書いた本です。
MECEの考え方は、いくつかあります。その中の二項対立に特化した内容です。弁護士の方が書いたためか、例題を日常~ビジネスと幅広く扱っています。例えば上司に企画書を反対された時等です。
この書籍で紹介されるMECEに、形式と実質があります。
この軸を使って、元外務大臣の前原氏の献金問題を考えてみる。
ルール)法律で政治家は、外国人から献金を受け取ってはいけないことになっている。
観察事項)前原氏は、外国人から献金を受け取った。
主張)前原氏は、法律違反を起こした。
となる。
確かに形式論的には、法律違反になる。
しかし実質論的にはどうだろう?
小学生の頃から知っている、小さな焼肉店のおばちゃんから20万強の献金を受けることにどれだけの意味があるのだろうか?おそらく、まったくない。
そうであればこの献金は、問題でないと言える可能性が高い。
2011年4月10日日曜日
考えを整理する技術伝える方法
この書籍は、日系経営コンサルタントの方が書いた本です。
内容は思考の整理法についてです。
ツリー図、フロー図、マトリックス図、ベン図、点グラフ、の5つのツールの使い方を説明します。
2冊の本はほぼ同じ内容です。
しかしPHP社の書籍の方が、理解がし易くしかも安い。
とくに構成要素の考え方が、わかりやすい。例えばフローの場合、多くの書籍では単純に順番・流れで考えると書かれている。
でもこの書籍では1つの要素を考え、その要素の原因と結果を考えると書かれている。
そうすることで、3つのフローが作れる。無意識にやっていたような気もするが、改めて理解が深まった。
でもなぜ、同じ著者が同じ内容の本を書いて理解度が異なるのだろう?
ルール)書籍は著者と出版社によって作られる
⇩
観察事項)上記2つの書籍は、内容・著者は同じだが出版社が異なる。
⇩
結論)書籍の質は、著者ではなく出版社の力によって決まる
2011年3月30日水曜日
スッキリと「考える」技術
この書籍は、元AT・カー二ー出身者の方が書いた本です。「問題解決の全体観」に続く良書です。
それはなぜか? なぜならツールの紹介ではなく、
思考プロセスを重視して説明しているからです。そして
著者はフレームワークに振り回されるなと主張します。
(悪い例)
A商品が売れないという現象がある。
⇩
4Pの項目にそって、問題点をあげる
⇩
最も可能性の高い、問題を解決する
は誤りであるという。
ではどうするのか?
(良い例)
A商品が売れないという現象がある。
⇩
自分の頭で考える
⇩
4Pの項目にそって、モレ・ダブリがないか確認する
⇩
最も可能性の高い、問題を解決する と言う。
自分の頭で考えるとは何か?
それは思考シナリオにそって、拡散と収斂を繰り返すことだと説明します。
そのプロセスの繰り返しによって、自分にあった考え方を手に入れることができるそうです。
2011年3月29日火曜日
V字回復の経営―2年で会社を変えられますか
2011年3月28日月曜日
仮説思考・論点思考 内田和成
この書籍は、元BCGの方が書いた本です。
通常の書籍と比較して行間が広いためか、読みやすい印象を受けました。
中身に関して、”えっ”と思う箇所がありました。
それはプロのコンサルタントでも、きれいなロジックツリーが書けることはまれであるということ。
そういえば、現在レアジョブという格安英会話会社を創業した人もブログでそんなことを書いていました。頭の中でグシャッと考えていたので、ロジックツリーのつくり方を人に説明できないと・・・。
そうなんだー、少し意外。本であれだけ、きれいにロジックツリーを書かれたら誰だって誤解する。でも本当のことを書いた著者に感謝。
本の内容に関しては、わかった気になれる。でも自分で、できるようになれるとは思えない。
なぜだろう?
観察事項:アマゾンの評価は高め
⇩
論拠:多くの場合、みんなの意見は正しい
⇩
主張:私の力不足かもしれない。
2011年3月26日土曜日
30の「勝負場面」で使いこなす ロジカル・シンキングの道具箱
この書籍は、元アクシェンチュアの方が書いた本です。
ミニケーススタディといった感じです。プロダクトライフサイクル理論の使い方を初めて知りました。他にもMECEに展開する時の視点についての説明等がよかったと思います。
実際にに著者が、セミナーで使用した問題の中から厳選したものなのでセミナーに参加する前に読んでみると良いかもしれません。
2011年3月25日金曜日
戦略プロフェッショナル
この書籍は、元BCGの方が書いた本です。
所謂ビジネス小説で、自身の過去の経験にそって書かれています。
プロダクトライフサイクル理論やセグメンテーション等のよく見るフレームワークを会話形式で説明しています。
これら理論を知っている人は、多くいると思います。しかし何時・どのような時・どのような方法で使うかを知っている人は、あまりいないのではないでしょうか?
例えばセグメンテーションの説明で主人公の部下が、「縦横の軸を作るには、データが必要ですよね?」と言う。すると主人公が、「その答えが見つかった時にセグメンテーションが完成する」と答える。
私としては、その軸を出す部分もリアルに書いてほしかった。でも、軸を出すことの難しさを感じる。
いずれにしても、臨場感があって楽しみながら学習することができる。
ロジカルシンキングの習得のプロセス
独学で論理的思考を習得することに、苦労している人は多いと思う。
なぜなら一般的な事業会社には、ロジカルシンキングを使用して仕事をしている人はほとんどいないからだ。コンサルタントは多くの場合、先輩社員が後輩の作成した資料を添削してくれるらしい。そのことを繰り返す過程で、習得できるのではないかと思う。
多くの書籍では、本を読んだら即実行と書かれている。でも、これがなかなか難しい。またなんとかHOWツリーやWhatツリーを作っても、正しく作れているのかどうかがよく分からない。読書と現実のギャップは、かなりあることが原因だと思う。
そこで以下のプロセスを考えてみました。
①ロジカルシンキングのツールや手順を説明している書籍を読む
②ケーススタディを解く
③ツールや手順を小説風に書いている書籍を読む
④実際の仕事にロジカルシンキングを適用する
なぜこの手順になるのか?
まず本を読んだだけでは、単なる知識にすぎない。
知識を使えるようにする必要がある。
そのために、ケーススタディを解く。
ケーススタディを一人で解くと、知識は使えるようになる。しかし実際の仕事は他人がかかわってくる。そのため自分の考えに対する反応がよくわからない。
そこで小説風の書籍を読む。
小説風の書籍を読むことによって、ある問題にどのようなツールを適用するのか?その時にどのような反応が返ってくるのか?等を疑似体験することができる。人は一度頭の中でシュミレーションすると現実に適用する時のハードルを下げることができる。
最後に現実の仕事にチャレンジする。
私が思うに現在は①の書籍ばっかりで、②と③に関する良質の書籍があまりない。②と③はセミナーに行けということなのだろうか?
できるなら、一冊の本で1つのプロジェクトを鮮明に書いたものがほしい。業界別プロジェクト別に書けば、かなりのシリーズになると思う。あったら売れると思うのだが。なぜないのだろうか。チームの会議内容・プレゼン内容・クライアントとの質疑応答・完成までのチャートすべて等々。
ページ数が増えるので、悪質の紙を使って出版社の方作って下さい。
戦略思考コンプリートブック、超MBA式ロジカル問題解決、問題解決のレシピ
著者は、どちらも元コンサルタント出身者です。
この2つの書籍は、内容がよく似ています。
ツールを紹介して、演習問題を解くパターンです。
説明の仕方は、ごくごく普通といった印象を受けます。
そのため、どちらか一方を読めばいいと思います。
2011年3月22日火曜日
ロジカルシンキング・リーディング
この書籍は、元アクセンチュアの戦略コンサルタントの方が書いた本です。
題名からもわかるように、思考ツールの紹介ではありません。
思考ツールをどうやって読書に活かすかについて書かれています。
私が最も印象に残ったのは、読書も選択と集中をしなければならないということ。
よくある例として、総花的で理想的な3代スキルの会計・戦略・マーケティングを網羅的に基礎から学ぼうとする間違いを多くの人が行っているという文章です。
まさに私のことでした。
少し遅いかもしれないが、選択と集中読書を今後は行いたいと反省させられる一冊でした。
2011年2月27日日曜日
「見える化」勉強法
この書籍は、元BCGのコンサルタントが書いた本です。
題名からわかるとうり、いわゆるツールの紹介ではありません。むしろ論理的思考や仮説思考等を否定しています。
では何が重要なのか、それは主観だと言います。
では、その主観はどのように鍛えればよいのか?
感じて⇒考えて⇒伝えるのサイクルを回すことだそうです。
現場の観察が重要であって、机で唸って立てる仮説など役に立たない。
そうかもしれない。と思ってしまいます。
2011年2月18日金曜日
やりたいことを実現する実践論理思考
この書籍は、元グロービスマネジメントでクリティカルシンキングの講座を受け持っていた方が書いた本です。
この書籍の特徴は2つです。
1つ目は、日常の言葉を使って説明しているところ。MECE・フレームワーク・ピラミッドストラクチャー等の難しい言葉を一切使っていない。
2つ目は、日常の仕事内容(メールの書き方・上司の説得・子供に勉強させるには等)を例に使っているとことです。企業の戦略や売上等のありきたりな例は一切使われていません。
ロジカルシンキングを初めて学ぶ方にとっては良い書籍だと思います。イメージとしては渡辺パコさんの書籍に近い内容だと思います。
2011年2月16日水曜日
孫正義の白熱教室 プレジデント社 (ソフトバンクアカデミア公開講座)
下記URLにて、問題作成
↓
https://sites.google.com/site/sentakumba/sofutobankuakademiakoukai-kouza--mago-seigi-no-hakunetsu-kyoushitsu
2011年2月15日火曜日
問題をつぎつぎ解決する人の5つの口癖―問題解決できる人の行動には原則があった
この書籍は元マッキンゼー&カンパニー出身者の本です。
従来のコンサル本との違いは、スキルではなく知恵について書かれています。
知恵とは何か?知恵とは、問題解決をする際の姿勢や心構えです。
その姿勢や心構えを口癖で表現しようと試みます。
私が最も新鮮だったのは、問題の定義です。従来、問題とは”現状とあるべき姿のギャップ”であるとしています。しかしこの著者は、あるべき姿など忘れろと言っています。問題とは、”実行者とある状況の負のスパイラルの間にある”としています。詳しくは、読んでみて下さい。
定性的な内容なので、何かを得たという実感がわきにくい。だから売行きが、悪いのかな?
2011年2月11日金曜日
わかる、使える「論理思考」の本
この書籍は、元マッキンゼー出身の方が書いた本です。読んでみて驚いたのが、ビジネスブレイクスルー大学院大学のロジカルシンキング講座の内容とほぼ同じ。教える内容は同じでもいいと思うけど、せめて例題や図ぐらい新たに作成してほしいですね。例題等はよくあるような架空の店で売上が減少といった、ありきたりなものではない。さまざまの例を使っているところはよい。
上記大学院の講座内容を知りたい人にはよいと思う。
2011年2月8日火曜日
①世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく②自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND 渡辺 健介
元マッキンゼー&カンパニー出身のコンサルタントが書いた書籍。この書籍の良い点は、身近で具体的な事例を使って問題解決手順を説明しているところ。
主に中高生を対象にしているだけあって、読みやすさは抜群です。しかし読みやすいからと言って、必ずしも理解しやすいとは限らない。あくまで問題解決手順の確認をするためと割り切って読んだ方が良い。この本をよんでも、MECEやロジックツリーが作れるようにはならない。なぜなら、なぜこのMECEになったのか・なぜこのロジックツリーになったのかについての説明がないからだ。
あと気になるのは、なぜ2冊の書籍を出版したのか?です。この2冊の違いがよくわかりません。一冊目が全体像の説明、二冊目がツールの説明とかならわかるのですが・・・。どちらも全体像の説明に終始している。アマゾンのコメントでは、かなり好印象の内容が多い。しかし、中古で販売される数もかなり多い。よい本ならそんなに中古で売る人はいないと思うのだが・・・不思議です。とちらか一冊よめば良いと思います。
2011年2月6日日曜日
知的複眼的思考法
この書籍はコンサルではなく、大学教授が書いたロジカル系の本です。一般的に大学教授の書籍は、簡単な事を難しく書いていることが多い。しかしこの書籍は異なります。大変わかりやすく書かれています。特に解りやすいと思ったのは、MECEなロジックツリーの展開方法についてです。
例えばツリーの展開の際、抽象⇒具体にする。今まではなんとなく展開していた。日本企業の種類は・・・という文章の展開なら、大企業+中小企業+零細企業、製造業+非製造業等。でもこれは、文章の主語を展開してるんですね。言われてみればあたりまえに感じてしまうが、今までまったく意識していませんでした。またイシューは必ず、主語+述語の形にすると言われる理由もここにあるのかもしれない。
ツリーの展開は、質問の展開と同じ。まず「なぜ」の疑問文・次に「どうなっているのか」の疑問文・最後に「何が影響しているのか」の疑問文のサイクルを回す。
例えば「最近の大卒就職はなぜ難しいのか」という課題があったとする。
まず「なぜ大卒の就職難が起きるのか」となる。次に「最近の大卒の就職はどうなっているのか」となる。最後に「性別が影響しているのか」となり、これで1段目の箱ができる。
「なぜ男女で就職難は異なるのか」⇒「男女別の就職状況はどうなっているのか」⇒「学部が影響しているのか」となる。次は「なぜ学部で就職難が異なるのか」⇒「学部別の就職状況はどうなっているのか」⇒「学科が影響しているのか」・・・となる。
2011年2月4日金曜日
MBAクリティカルシンキング (グロービスマネジメント・ダイヤモンド社)
この書籍は、選択MBAを作るキッカケになった本です。旧品だと125円お買い得です。
グロービスが作成しただけあって、すごくまとまってます。練習問題も付いていて、理解が深まります。最後のケーススタディも解りやすい。それでも「問題解決の全体観」の方が私にとっては良書です。
2011年2月2日水曜日
問題解決の全体観 下巻 ソフト思考編
この書籍の優れている項目は1つです。それは問題解決回路を鍛えようです。
問題解決回路は2つの要素から成り立っている。①直観力・論理力回路 ②SPM回路です。
①直観力・論理力回路は、いわゆるアイデア発想をする時の思考法です。直観的に思いついたアイデアを現実的なアイデアに、どうやって変換するかを図を使って説明しています。
②SPM回路は、いわゆる仕事現場で使用する思考法です。現場を見て問題を感じて、過去の経験や知識から解決策を見つけ出す方法を図を使って説明しています。
2011年2月1日火曜日
問題解決の全体観 上巻 ハード思考編
この書籍の優れている点は、2つあります。
①分析ツールの紹介ではなく、思考のプロセスが説明されているところ。その思考プロセスが、空・雨・傘です。このフレームワークは、多くの書籍で紹介されます。しかし、そのほとんどが紹介するだけ。この書籍は、何を調べるのか? どう判断するのか? どう評価するのか?と詳しく書かれている。
②多くのロジカルシンキングの書籍で、ロジックツリーの説明がされている。しかしその多くが完成したツリー図に、ここがMECE・ここがSo what/why soと説明されているだけ。
この問題解決の全体観は、ツリーの一段・一段を考えるプロセスを明らかにしている。この部分が、他の書籍との大きな違いです。
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