2011年2月1日火曜日

問題解決の全体観 上巻 ハード思考編






この書籍の優れている点は、2つあります。
①分析ツールの紹介ではなく、思考のプロセスが説明されているところ。その思考プロセスが、空・雨・傘です。このフレームワークは、多くの書籍で紹介されます。しかし、そのほとんどが紹介するだけ。この書籍は、何を調べるのか? どう判断するのか? どう評価するのか?と詳しく書かれている。
②多くのロジカルシンキングの書籍で、ロジックツリーの説明がされている。しかしその多くが完成したツリー図に、ここがMECE・ここがSo what/why soと説明されているだけ。
この問題解決の全体観は、ツリーの一段・一段を考えるプロセスを明らかにしている。この部分が、他の書籍との大きな違いです。

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