スッキリと「考える」技術
この書籍は、元AT・カー二ー出身者の方が書いた本です。「問題解決の全体観」に続く良書です。
それはなぜか? なぜならツールの紹介ではなく、
思考プロセスを重視して説明しているからです。そして
著者はフレームワークに振り回されるなと主張します。
(悪い例)
A商品が売れないという現象がある。
⇩
4Pの項目にそって、問題点をあげる
⇩
最も可能性の高い、問題を解決する
は誤りであるという。
ではどうするのか?
(良い例)
A商品が売れないという現象がある。
⇩
自分の頭で考える
⇩
4Pの項目にそって、モレ・ダブリがないか確認する
⇩
最も可能性の高い、問題を解決する と言う。
自分の頭で考えるとは何か?
それは思考シナリオにそって、拡散と収斂を繰り返すことだと説明します。
そのプロセスの繰り返しによって、自分にあった考え方を手に入れることができるそうです。
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