2011年4月27日水曜日

YAhoo(ヤフー)オークションで古本をせどり販売するには?part-2

前回Yahoo(ヤフー)オークションで古本を販売するには?part-1では、ABC分析をして最も冊数が多いカテゴリーを強化すべきと書いた。
理由は最も売れ易い書籍を、参加者が出品していると思ったからです。

でも自分のことを振り返った時、売れ易い書籍を出品していなかった。
「もう読まないだろうな」と思った書籍を出品していた。

だから、出品数の多さで需要があるかどうかはわからないことになる。

そこで今回は、Yahooショッピング(SP)とYahooオークション(OC)を比較してみました。
SPは定価の書籍を扱っているため、今のトレンド等を考慮して品揃えをしていると考えられる。つまり、需要(買い手)の指標として使える。そのためSPとOCの冊数を比較して、OCの方が少ないカテゴリーの品揃えを強化すれば販売し易くなる。

なぜならSPでA商品が1500円で販売されていても、OCなら1500円以下で自由に価格を設定できる。合理的な人なら、同じ商品でひどい状態でなければ安い方を買うからだ。

とりあえず。SPとOCの規模を比較してみました。


グラフで見ると、同じくらいに見える。でも約5万冊OCの方が少ない。
おおざっぱに見ても、まだ出品余地は残されていると考えられる。


次にSPとOCをカテゴリー別に比較してみました。

※構成比=
カテゴリーの冊数/SPのすべての冊数
カテゴリーの冊数/OCのすべての冊数


前回Part1では、アート・エンタテイメント(芸術・娯楽)、マンガ・コミック、雑誌を強化すべきと書いた。

でも上記グラフを見ると、アート・エンタテイメント(芸術・娯楽)・雑誌は、SPよりもOCの方が多いことがわかる。つまり、OCでは供給過剰になっている。しかもアート・エンタテイメント(芸術・娯楽)・雑誌は、需要も少ない。

上記グラフは少し見にくいので、以下のグラフを作成

※SPの冊数(需要)-OCの冊数(供給)=+なら供給不足、-なら供給過剰

本来強化すべきカテゴリーは、文学・小説ということなる。

Aクラス---文学・小説
Bクラス--児童書・絵本、自然科学・技術、学習・教育
Cクラス--上記以外



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