そこで読売新聞の人生相談を題材に、コンサル思考術のトレーニングしてみました。
相談内容
第1プロセスは、情報収集と整理
●私に関する情報
①1年間の育児休業後、仕事に復帰した
②作業のミスをしてしまう
③ミスの発表をされるのは自分だけ
④同僚が私に対してだけ、きつい言葉で注意する
●環境に関する情報
・同僚に関する情報
①以前の上司が退職して、新しい上司に代わっていた
②同僚はミスをしても、お互いにかばい合う
③同僚同士は、やさしい言葉で注意する
・ルールに関する情報
①新体制になり、業務のミスチェックが厳しくなった
②ミスはみんなの前で発表されるようになった
第2プロセスは、論点設定
●現状がどう変わったら幸せか?
⇒新聞の最後の文章から、「同僚の私に対する不公平な態度を改めさせること」であ ることがわかる。
●それは現実的か?
⇒他人の行動を変えさせるのは、難しいので現実的ではない。
●ではどうするのか?
⇒情報収集の段階で変数は、私 ・ 同僚 ・ ルール の3つであることがわかる 。同僚を変えるのは現実的でないので、私とルールが軸になるのかな?マトリクス を作ってみる。
第3プロセスは、情報を分析・加工して「見える化」しながら現実的な解決策を考える。
箱の中身については、再考が必要かもしれない。でも軸は悪くないかもしれない。
第4プロセスは、エイ、ヤー で選択して実行。
私としては、「自分を変えない×ルールを変える」を選択 するかな。そもそもミスを 発表する時に、特定の人だけに集中するのはおかしい。上司に発表結果が、偏りすぎ ていること言えば聞く耳を持つかもしれない。
相談相手の結論
論点が「女性の労働環境と少子化にまつわる問題」になっている。ん・・・・なんか、大きな問題になっているような気がするのは私だけだろうか?
具体的な解決策としては、
「上司に事情を説明する」
「相談者が大人になって、同僚はバカと思ってほっとく」
「ミスを減らす」
「家族との時間を増やし心を癒す」
の4つだろうか?
コンサル思考術の勝利のような気がする。
あなたは、どちらの回答が良いと思いますか?
0 件のコメント:
コメントを投稿