2014年5月18日日曜日

中国、ベトナムへ圧力強化 損害賠償要求、渡航自粛の矛盾

先日ベトナム国民は、中国の石油開発に反対の意味を込めて中国企業に対して暴動を起こした。その行為に対して中国は、謝罪と賠償を要求する事態となった。

この状況を論理的に考えてみたいと思う。おそらく多くの日本人が「はぁー?」と思ったに違いない。

なぜならベトナム国民の行為は、中国人の日本企業に対する行為と同じだからだ。

中国人は、日本企業に対して暴動・略奪を行った。
 →中国は、日本が悪いと言う。
ベトナム人は、中国企業に対して暴動・略奪を行った。
 →中国は、ベトナムが悪いと言う。

つまり中国は暴動・略奪を行った国であると同時に行われた国なのである。にも関わらず、どちらの場合にも相手国が悪いと言う。この矛盾は、何なのだろうか?

中国はベトナムに対して謝罪と賠償を要求するのであれば、日本企業に対して謝罪・賠償を行わなければならない。又日本企業に対して謝罪・賠償をしないのであれば、ベトナムに対して同じ価値観を共有するすばらしい国だと言わなければならない。

今こそ中国人の真価が問われていると思う。

中国人は習近平に「おまえ、バカなの?矛盾に気が付いているのか?」と言わなければならない。もし言わないのであれば、世界が中国人に「おまえら、バカなの?矛盾に気が付いているのか?」と言われることになるだろう。

是非、中国の女性報道官に質問してみたい。

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