ワールドビジネスサテライトでジョブセンスという会社が紹介されていた。上場以来右肩上がりの株価が、ここ数年急激に下がっているそうだ。番組ではSEO対策ができていないらしく、その部分が不安要素となり売られているのではないかと放送されていた。その対策として2つのことを実行しているようだ。1つ目はSEO対策チームを作って、検索上位になるようにすること。2つ目は新規事業と米国への市場拡大をすること。要するに既存事業のテコ入れと新規事業によって成長し、業績を回復させ株価を上げようとしているのだ。
ちょっと不思議に思ったことがある。それはSEO対策だ。検索時に上位に表示されないからと言って、SEO対策をすればよいのだろうか? 検索サイトの表示ルールは公開されていないし、日々変更が繰り返されているとも聞く。何もしないよりは、ましかもしれないけど、他社と同じことをしても勝算は無いような気もする。
ではどうするか?
検索上位をめざすよりも、仕事を探している人間のマインドシェアを上げることに力を入れたほうが良いのではないかと思う。要するに仕事を探している人に”アルバイト”と検索させるのではなく、”ジョブセンス”と検索させることに力をいれるのだ。高校・大学・専門学校の生徒が中心なのだろうから、それらの人がどんな時に仕事を探しているのかを研究してみれば答えは見つかるかもしれない。ネットビジネスだから、ネットだけで解決しようとするのは視野が狭いのではないだろうか?
株主が望んでいるのは、「お祝金」を考えたユニーク発想なのではないか?
上位表示されないからSEO対策では、普通の会社と一緒だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿