2017年4月17日月曜日

「一見さんお断り」の勝ち残り経営 ~京都花街お茶屋を350年繁栄させてきた手法に学ぶ~ 高橋秀彰 感想 評価 レビュー

http://reviewplus.jp/aff807
今回私が「一見さんお断り」の勝ち残り経営を読んでみたいと思った理由は2つあります。1つ目は、京都花街お茶屋が350年間も繁栄できた要因を知りたいと思ったからです。2つ目は、その要因は他のサービス行にも応用可能なのかどうかを知りたかったからです。

読んでみて、京都花街お茶屋が350年間繁栄できた要因がなんとなく理解できた気がします。一言で言えば、良質な顧客に良質なサービスをサービス以下の価格で提供しているからだと思う。(お茶屋の料金がリーズナブルで薄利多売という情報には、かなり驚きを覚えました。勝手なイメージで相当高い料金だと思っていました)良質な顧客だけを相手にするから、あらゆるトラブルやコストを削減できるのかもしれない。ただ薄利多売で、よく舞妓さん達が残っているなぁと思う。やはり厳しい期間を経て一人前になった人は、お金以上の何かを得ているのかもしれない。舞妓さん達に是非聞いてみたい。舞妓さんを続ける理由は何なのか?

京都花街の成功要因は、他のサービスにも応用可能なのか?著者は応用可能だと主張している。部分的には、私も応用可能だと思う。しかし全体としては無理だと思う(又部分的な応用で同じ結果を出せるとは思えない)。なぜならば、京都花街お茶屋は特殊な寡占市場を意図的に作り上げているからです。このような市場形態を他のサービス業で応用することは不可能だ。例えばキャバックラ・高級クラブ・ホスト・ガールズバーでお茶屋のような市場を作ることはできない。なぜなら彼らは、完全競争市場で活動しているからだ。自分達が、一番になることしか考えていない。自分達の業界を文化にする気もない。長期的な利益よりも目先の利益を優先する。だから彼らが、まとまることはない。

今後何か新しい産業が生まれる時、最初から花街システムを取り入れたら長く続く産業を作ることができるかもしれない。

あなたは、著者の主張と私の主張どちらが正しいと思いますか?
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