2011年4月8日金曜日

西松屋チェーンの2割広い店舗・中高学年向け衣料強化は成功するのか?




なぜ子供服小売り大手の西松屋チェーンは今春から、従来より約二割広い千平方メートルの売り場面積を持つ店舗の出店を始めるのか
                  ⇩なぜか?
それは手薄だった小学校中高学年向けの品ぞろえを約一・五倍に増やすためだ
                  ⇩なぜか?
対象年齢を乳幼児や低学年以下の子供から広げることで、少子化と消費低迷で厳しさを増す販売をてこ入れするためだ

私はこの施策は失敗すると思う。

なぜならチェーンストアとは、効率を追求してローコスト運営をすることで顧客に価値を提供することが必要だからだ。

売場面積を拡大して商品数を増やすということは、逆の行動にあたる。例えばユニクロがベビー市場に参入する時、売場を拡大しただろうか?セブンイレブンが、売上を伸ばすために商品数を増やしただろうか?

そうしていない。むしろセブンイレブンは、商品の種類を絞りこんだのだ。少ない種類を扱うことで1つ1つの商品動向を把握し易くして効率を追求した。

本来やるべきことは、売場の拡大ではなく商品の取捨選択ではないだろうか?
量の拡大ではなく、質の向上ではないだろうか

2ちゃんねるなんかを読むとそのことがよくわかる。まあ2ちゃんねるは、信用性に欠けるけど

このままいくとどうなるか、おそらく10~100円で販売する商品が増え利益率は悪化。売場を拡大しても、パートの数は増えないので従業員は疲弊する。

まあもう株主ではないので、どうでもいいのだが。

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