木曽路が、2012年4月から28カ月間食品偽造を行った。
仕入れ値の高い松阪牛の代わりに和牛特選霜降肉を使っていた。
牛肉を仕入れているのは料理長で、数字面では原価率という予算
を守ることを求められていた。
私はこのニュースを聞いた時、この本「
申し訳ない御社をつぶしたのは私です」
の内容を思い出していた。この本に「数値目標が組織を振り回す」という章がある。
その中で「社員は目標の評価基準に基づいて報酬や罰則を設定してしまうと、
社員は会社の利益を犠牲にしてでも自己の利益を追求しようとする」とある。
まさに今回の木曽路のことだ。
店長は利益に基づいて、自身の報酬が決まる。だから利益を増やす
ために、コストの安い肉の仕入れを行った。その結果、会社の利益
を犠牲にしてしまった。
ではどうすればよかったのか?
それは・・・おっと解決策は本を読んで下さい。「
申し訳ない御社をつぶしたのは私です」
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