2014年9月2日火曜日

ロリコン&暴力 アニメに規制は必要か? たけしのTVタックル

同番組の中で土屋正忠(自民党衆議院議員)は、ロリコン&暴力アニメに規制は必要と 主張した。その理由として犯罪者の家には多くの場合、ロリコン&暴力アニメがあった からだという。なるほど、

①性犯罪者の家には、ロリコン&暴力のアニメが多数ある             

②ロリコン&暴力のアニメが、犯罪を誘発した               

③よって、ロリコン&暴力のアニメを規制すべき という論法。

 しかし、どうだろう?

佐世保市で発生したJKによる同級生(松尾愛和さん)殺人・殺害事件を思い出す。 この事件の犯人は、小さい時から医学書を読んで人体に興味を持ち猫の解剖等を していた。その延長線で友人を解剖したのである。

この事件を土屋の論理に当て はめてみる。

①犯人は小さい時から医学書を読み、人体に興味を持っていた。         

②医学書は、犯罪を誘発した           

③よって、医学書を規制すべき となる。

同じ理屈である。

 アニメを規制するなら、医学書も規制しなければならない。しかし誰もそんなことは 言わない。結局何が犯罪を誘発するのかは、個人一人一人によって異なる。よってア ニメの規制を行っても、意味などない。

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