降りてくる思考法 江上隆夫 感想 評価
「降りてくる思考法-世界一クレイジーでクリエイティブな問題解決スキル」題名からして不思議な印象を受ける書籍なので興味を持ちました。
降りてくる思考法とは何か?。読んでみると特別なスキルではなく、誰でも一度は体験したことがある思考法です。具体的には、一生懸命考えた後に答えを「ハッと」思いつくことです。その体験を偶然に頼るのではなく、意図的に起こすために48スキルを使う内容です。48スキルを使うことで、脳を狭く・小さく使うことができるようです。※私の場合、体験した記憶はあるのですが具体的な内容が思い出せない。
この思考法は、知る事・わかる事は難しくないと思う。しかしできる事は、少し難しく感じる。何度か成功体験を実感しないと信じることができないからだ。又大きく分けると9スキルあるのだが、それぞれのスキルをどうゆう問題に対してどのスキルを使うのかきれいに整理してあるともっと解り易かったと思う。それとも何か問題が起こった時、すべてのスキルを一つ一つ当てはめていくのだろうか?問題解決のステップ「空・雨・傘」などで整理したら、すっきりするかもしれない。
この本を読んでいる時、「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマを見ました。ドラマの中で、商店街の活性化について話合うという場面がありました。その時主人公の女性が、以下のような発言をしました。
・ファーマーズマーケットを開きましょう。
・神社でやりましょう。
・商品は一つ100円くらいにしましょう。
これらの発言を聞いた時、本に書いてある内容(変えるスキル)を思い出しました。
・商店街からファーマーズマーケットへ。⇒ 名前を変えるスキル
・店から神社へ。⇒ 場所を変えるスキル
・通常価格から100円へ。⇒ 価格を変えるスキル
上記発言は、赤文字のスキルを使っていると説明できるかもしれないと。この考えが、正しいかどうか著者に聞いてみたい。違うかな?
レビュープラスからの献本です。しかし評価に関しては一切影響を受けておりません。
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