初対面でも話しがはずむ おもしろい伝え方の公式
私がこの書籍を読みたいと思ったのは、題名に引っかかりを感じたからです。「おもしろいの公式」そんな公式が存在するのだろうか?と思ったからです。”三段落ち”とか型の説明かな?と思いながら読み始めました。
笑いの公式とは、「空気を読む×笑いの原理×伝える技術」で表すことができるらしい。笑いというと笑いの原理の部分に意識が集中しがちだが、他にも大切なことがあることに気づかされました。
著者は笑いのセンスを磨くには、落語を見るのが良いと主張しています。しかし私は吉本興業の新喜劇でもいよいのではないかと思いました。なぜかというと原理の法則を読んでいた時あるイメージが脳を過ぎったからです。そのイメージとは、「喧嘩をしようとするある男が、上着を脱いだ後にすぐその上着を着るとうい動作をする場面」です。これこそまさに法則実践3だと思ったからです。
最初はプロを観察してイメージのストックを増やして、その後に実践していきたいと思います。
この本を読んだ後、ネットで「ブルゾンちえみという芸人さんが 優勝」したという文章を見つけました。そこでブルゾンちえみさんのコントが、公式にあてはまるか分析してみました。
[例1]
ちえみ:自分から狩りにでないと男できないって思ってない?①
(視聴者:そりゃそうでしょ。だから合コンとか行くんでしょ。)
ちえみ:質問です。花は自分からミツバチを探しにいきますか?②
(視聴者:ハッ!? 花はミツバチを狩りしない。)
ちえみ :探さない。待つの。
[分析結果]
①は法則実践3を実行している・②は法則実践6を実行していると考えられる。
[例2]
ちえみ①:「ヌいてほしいって」彼氏に言われるんです。「昨日もヌいたじゃん」と言うんですけど、どうしても私に「ヌいてほしいって」って言うんですね
ちえみ②:(ビール瓶)の栓抜きを手に持つ。
[分析結果]
ちえみ①と②で法則実践1を実行していると考えられる。
笑いの公式は、お笑い荘に出てくる芸人さんも使っていると検証できました。 この本に出てくる公式は一般人に使えそうなことが書かれているので読んでみて損はないと思います。
私がこの書籍に線を引くとしたら、以下の文章に線を引くと思う。
笑いとは、キンカンの法則である。
レビュープラスからの献本です。しかし評価に関しては一切影響を受けておりません。
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